インバウンド向けの宿泊施設には、シャワーユニット
2020年の東京オリンピックに向け、年々外国人観光客は増えるばかりです。しかし肝心のそれを迎える日本人はというと、いまだ言葉を外国語に対応させ、既存の日本人向けサービスを外国人旅行者にも提供するというのが関の山です。もちろんそれでうまくいくサービスもあるのですが、例えば文化がかけ離れている分野についてはなかなか理解が得られず敬遠されるものも少なくないのが事実です。
文化の違い シャワーユニット
例えば入浴というのはかなり異質な文化であることに気が付いている日本人は少なくありません。欧米ではバスタブがあったとしても、そこにお湯を張って入浴するのはせいぜい月に1回程度という人が多いと言われています。
日本人は時間がないという理由であまりお風呂につからない人が増えているものの、時間があれば浴槽に入るわけで、そもそも入浴をほとんどしない欧米人とは考え方そのものが違います。
これはつまりインバウンド向けの宿泊施設にはシャワーがマストということを物語っています。
日本のお風呂や温泉は、最初は物珍しいかもしれませんが、文化の違いは本能的なものであるため、特に個室の浴槽に湯をためるという事はまずないと言っても過言ではないでしょう。
シャワーユニットは設置が簡単なため、外国人をターゲットに含めたい場合には、ぜひ導入を検討したいものです。
しかし見落としがちな問題があります。それは・・・・
国産のシャワーユニットでは高さが足りない
国産のシャワーユニットは平均的な日本人を想定しているため、外国人が使用する場合非常に窮屈な場合が少なくありません。特にオランダの他、デンマーク、アイスランド、スウェーデンでは男性の平均身長が180㎝を越えています。これは平均身長なので、190cm、200cmの方もいらっしゃいます。
国産のシャワーユニットの高さは200cmの場合が多く、海外の方には相当狭く感じられることでしょう。
そういった評判は外国人は外国人でコミュニティやSNSがあるため、瞬く間に仲間内に広がることでしょう。
もしあなたの宿泊施設が背の高い方にも配慮した施設になって入れば、そういった評判は起きないでしょう。
海外製のシャワーユニットであれば、高身長の外国人を想定して設計されている商品もあるので、こうした問題を簡単に解決することができますが、一番の問題は、商品の水漏れが起きやすいという事。海外製の商品でもしっかりとした目利きは必要になります。
BLISMでは、予算や設置スペースなどをお聞きしながら、オーダーでシャワーユニットを制作する事も出来るので、そういったときはご相談下さい。